2015.07.10

第2ステージ開幕直前。新助っ人外国人の「あたり」「はずれ」

  • 中山淳●文 text by Nakayama Atsushi  山添敏央●写真 photo by Yamazoe Toshio

 浦和レッズの無敗優勝で終わったJ1ファーストステージから2週間――。今週末の7月11日からは早くもセカンドステージが幕を開けるわけだが、今シーズンの前半戦を振り返ってみると、あいかわらず助っ人外国人の活躍が鳴りを潜めている印象は否めない。それは、得点ランキングを見れば一目瞭然。近年の傾向に大きな変化はなく、その上位は日本人で占められている。

ブラジルの年代別代表で10番を背負ってきた横浜FMのアデミウソン はたして、助っ人外国人が派手な活躍をしてリーグを引っ張る時代は終焉してしまったのか? そんな疑問が頭をかすめるところではあるが、毎年日本にやって来る個性豊かな助っ人に注目するのも、Jリーグ観戦の楽しみのひとつ。実際、今シーズンも日本人だけでは賄(まかな)えない部分をカバーすべく、Jの舞台で活躍する新助っ人外国人たちもいる。

 今回は、そんな大きな期待を背負って今シーズン来日した新外国人たちのプレーぶりにスポットを当て、ファーストステージにおける「あたり」と「はずれ」を整理してみたい。

 まず、「あたり助っ人」の筆頭は、ウワサにたがわぬ質の高いパフォーマンスで見る者をうならせた、横浜F・マリノスのFWアデミウソン(21歳)だ。

 開幕直前に加入したため、デビューは第2節・FC東京戦となったが、ドリブル、パス、スピード、センス......と、周囲とは別格のクオリティで存在感を示し、試合を重ねるごとに実力を発揮。意外と早い段階でチームに溶け込むこともできた。さすが、これまでブラジルで年代別代表(U-17、U-20、U-21)の10番を背負ってきたタレントである。