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サッカー日本代表初招集のJリーガー4人は「Xファクター」となり得る チームに新陳代謝が必要だ (4ページ目)

  • 戸塚 啓●取材・文 text by Totsuka Kei

【三笘や中村の高い壁に挑む21歳】

 俵積田は代表招集こそ初めてだが、FC東京で着実にプレータイムを伸ばしている選手だ。ドリブル突破で違いを生み出せるアタッカーで、左サイドからの縦突破と高速のカットインを使い分けながら、決定的な仕事に絡んでいく。

 日本代表の左サイドには、三笘薫(ブライトン)と中村敬斗(スタッド・ランス)がいる。伊東が右サイドからスライドすることもある。ライバルは多く、その壁は高いが、21歳の伸びしろは無限大だ。今回の代表招集をきっかけに、成長スピードを一気に上げることもできるだろう。

 現在の日本代表は、保有戦力に物足りなさを感じさせない。選手層の厚みは、過去最高と言って差し支えない。

 だからといって、来年6月開幕の北中米ワールドカップに現状維持のメンバーで臨むことがベストではないだろう。新陳代謝を繰り返すことで、チーム力は高まる。未知なる戦力としてのXファクターの出現は、ワールドカップでの成功を導く前提条件と言ってもいいのである。

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著者プロフィール

  • 戸塚 啓

    戸塚 啓 (とつか・けい)

    スポーツライター。 1968年生まれ、神奈川県出身。法政大学法学部卒。サッカー専誌記者を経てフリーに。サッカーワールドカップは1998年より7大会連続取材。サッカーJ2大宮アルディージャオフィシャルライター、ラグビーリーグワン東芝ブレイブルーパス東京契約ライター。近著に『JFAの挑戦-コロナと戦う日本サッカー』(小学館)

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