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同い年の久保建英に刺激もらった細谷真大。五輪に出たい気持ちが芽生え、目標はパリ、そしてその先にW杯も (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

---- それでもドバイカップでは優勝を決めるゴールを決め、U−23アジアカップではチームトップの2ゴールを記録しています。

「結果を残せたというところは自分自身も評価していますけど、決めきらなければいけないシーンは数多くあったので、そういうところを決めないと、試合が終わったあとでやっぱりモヤモヤしてしまうので......、満足はできていないですね」

---- 年代別とはいえ、日本代表として臨む国際大会は特別なものを感じましたか。

「やっぱりアンダー世代であっても日の丸を背負うというところでは、自分自身もしっかり責任と覚悟を持ってやっていました。絶対に勝つという気持ちを全員で持って、試合に入れたと思います。

 でも、それと同時に、練習でも試合でも楽しくやれていたので、大会を通して充実していたのかなと思いますね」

---- U−21代表での活躍もあって、7月のE−1選手権では初めてA代表にも選ばれました。

「小さいころから日本代表(A代表)の試合を見ていたので、僕自身すごくうれしかったですし、親だったり僕以外にも喜んでくれる人がいたので、そういった意味でもうれしかったですね」

---- やはりA代表に選ばれると違いますか。

「そうですね、反響は大きかったです(笑)」

---- ただ、細谷選手が先発出場した第2戦の中国戦はスコアレスドロー。うれしさ半分、悔しさ半分だったのではないですか。

「U−21代表の時に大岩さんが『ここに経験を積みに来たんじゃないぞ』ということをよく言うんですけど、E−1選手権でもしっかり優勝して、自分自身も結果を残すというところを目標にしていました。なので、チームとしてはいい結果が出ましたけど、個人としては決定機を逃してしまったので、責任を感じています」

---- 中国戦ではいくつかシュートチャンスがありましたが、一番悔しさが残っているのはどの場面ですか。

「やっぱり、後半のほうですかね」

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