同い年の久保建英に刺激もらった細谷真大。五輪に出たい気持ちが芽生え、目標はパリ、そしてその先にW杯も (2ページ目)

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

「やっぱりユースの時と比べると、プロになってからは代表というものを意識し始めましたし、選ばれ続けることは今の自分の目標でもあります。レイソルでも、代表でも、しっかりと結果にこだわってやっていきたいと思っています」

---- 同世代のトップレベルの選手とやっても、今はやれている自信がある、と。

「そうですね、はい」

---- U−21代表の大岩剛監督が目指すサッカーをどうとらえていますか。

「自分の印象としては、(柏の)ネルシーニョ監督と似ている部分が多いと思っています。FWにも守備のところは要求されますし、攻撃では裏抜けのところを要求されますし。レイソルでやっていることとあまり変わらないのかなと思います」

---- 今年に入り、3月のドバイカップ、6月のU−23アジアカップと国際大会にも出場しました。

「代表での国際大会は初めての経験だったので、まず自分のプレースタイルがアジアでどこまで通用するのかというのは楽しみでしたし、そういう大会に出られる喜びもありました。(大会前は)楽しみでしたね」

---- 実際にやってみて、手応えはありましたか。

「やっぱり、通用した部分もあれば、通用しなかった部分もしっかりありました。今後、それを意識しながらやっていきたいなと思っています」

---- 通用しなかった部分とは?

「フィジカルのところは、まだアジアの戦いでは足りていなかったのかな、というのは感じましたね。手の長さだったり、足の長さというところは、日本人選手とは違うところがあるので苦労しました」

---- Jリーグでも外国人選手と対戦する機会はあると思いますが、それとは違うものでしたか。

「そうですね。Jリーグは基本、ブラジル人選手が多いと思うので、それとはまた違ったフィジカルでした。

 ひとつは慣れっていうのも大事だと思いますけど、そういう相手にどう対応するかというところでは、頭を使うことがカギになってくるのかなと思います」

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