最終予選メンバーに残ったのはわずか6名。もったいない結末となった充実の国内組合宿 (3ページ目)
権田、酒井、長友、大迫という、海外組を含めても主力となる選手が前後を固め、残るポジションにはJリーグで充実のプレーを見せている選手たちを配する。その布陣は、なかなかに興味深い。
"たられば"を言っても始まらないが、やはりウズベキスタン戦を見たかった。大学生相手の練習試合だけで終わってしまうのは、やるせない。それが率直な感想だった。
国内組だけでのキャンプが終わった翌日、ワールドカップ最終予選2試合に向けた日本代表メンバーが発表された。
そのなかに、今回のキャンプ参加者はわずかに6人。権田、酒井、長友、大迫の"元・海外組"を除くと、ケガで招集外となったDF吉田麻也の代役候補である谷口の他に、DF山根視来が選ばれただけだ。
前に記した江坂、脇坂はもちろん、ワールドカップ出場実績を持つ元・海外組の武藤でさえ選外である。
結局、国内組はトレーニングの成果を発表する場すら満足に与えられず、お役御免。非常に充実したキャンプを見ることができただけに、なんとももったいない結末だった。
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