森保ジャパンの4-3-3は守備的布陣。攻撃面の連動、機能不全は未解決 (4ページ目)

  • 中山 淳●文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AP/AFLO

 もちろん、スタメン選び、あるいは選手交代もパターン化されているので大きな変化とは言えず、それがそのまま今後の希望の光になっているとも言えない程度の小さな変化ではある。ただ、崖っぷちの状態で臨んだオーストラリア戦以降、森保監督のなかで何らかの変化が起きているのは確実で、その柔軟性がどこまで続くかも、今後の注目だ。

 いずれにしても、機能させることができなくなった4-2-3-1から4-3-3にシフトチェンジした効果は、それほど表れていないのが現状だ。残り4試合も、勝つか負けるか予測できない、博打のような勝負が続きそうだ。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る