2021.09.29

森保ジャパンの顔ぶれに数々の疑問。最重要の2戦に代わり映えしないメンバーで良かったのか

  • 杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigeki
  • 佐野美樹●写真 photo by Sano Miki

カタールW杯アジア最終予選特集

 カタールW杯アジア最終予選の3戦目と4戦目、サウジアラビア戦(10月7日)とオーストラリア戦(10月12日)を戦うメンバー25人が発表された。

GK
川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(清水エスパルス)、谷晃生(湘南ベルマーレ)

DF
長友佑都(FC東京)、吉田麻也(サンプドリア)、酒井宏樹(浦和レッズ)、室屋成(ハノーファー)、植田直通(ニーム)、板倉滉(シャルケ)、中山雄太(ズウォレ)、冨安健洋(アーセナル)、橋岡大樹(シント・トロイデン)

MF
原口元気(ウニオン・ベルリン)、柴崎岳(レガネス)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(ゲンク)、浅野拓磨(ボーフム)、南野拓実(リバプール)、守田英正(サンタクララ)、鎌田大地(フランクフルト)、三好康児(ロイヤル・アントワープ)、堂安律(PSV)、田中碧(デュッセルドルフ)

FW
大迫勇也(ヴィッセル神戸)、オナイウ阿道(トゥールーズ)

 日本は現在1勝1敗の勝ち点3で、オーストラリア、サウジアラビア、オマーンに次いで4位だ。サウジアラビア戦、オーストラリア戦は絶対に負けられない2試合になる。しかし、この発表されたメンバーを見て、過去2戦の戦いぶりを払拭するイメージを描けるかと言えばノーとなる。25人の顔ぶれを眺めて、正直、期待感は湧いてこない。その理由はなぜか。 

オマーン戦、中国戦に続き、1トップでの先発起用が予想される大迫勇也オマーン戦、中国戦に続き、1トップでの先発起用が予想される大迫勇也 この記事に関連する写真を見る  前回のメンバーから外れたのは、山根視来(川崎フロンターレ)、昌子源(ガンバ大阪)、佐々木翔(サンフレッチェ広島)、久保建英(マジョルカ)、古橋亨梧(セルティック)の5人。新たに加わったのは板倉、橋岡、三好、田中、浅野の5人になる。

 久保と古橋は、故障していなければ選出されていたと考えられるので、純粋な意味での落選は、Jリーガーの3人(山根、昌子、佐々木)になる。一方、選出されたJリーガーは酒井宏樹、長友佑都、大迫勇也の3人。つい先日まで欧州組だったベテラン選手たちだ。Jリーグで実績を積んできたフィールドプレーヤーはひとりも呼ばれていない。