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サッカー東京五輪代表メンバーを識者が大予想。18人はこうなる!

  • photo by Sano Miki

アルゼンチンとの2試合も終わり、サッカー五輪代表は7月の本番への機運も高まってきたところ。オーバーエイジ(OA)枠も含め、18人という狭き門に入ってくるメンバーは一体誰になるのか。識者5人が予想した。

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18人のメンバーがどんな顔ぶれになるのか、これからの注目点だ18人のメンバーがどんな顔ぶれになるのか、これからの注目点だ多機能型選手が絶対に必要

杉山茂樹(スポーツライター)

複数ポジションをカバーできる選手が絶対的だ複数ポジションをカバーできる選手が絶対的だ(FW)大迫勇也(OA)
(FW)三笘薫、鎌田大地(OA)、久保建英
(MF)守田英正(OA)、田中碧
(DF)旗手怜央、冨安健洋、中山雄太、菅原由勢
(GK)大迫敬介
サブメンバー
(GK)谷晃生
(DF)岩田智輝、渡辺剛、田中駿汰
(MF)渡辺皓太
(FW)前田大然、堂安律

 金メダルという目標を達成するには、17日間を中2日で計6試合戦わなくてはならない。五輪は、あらゆるトーナメントのなかで最も厳しい日程で行なわれる。

 登録できるプレーヤーはわずか18人。交代枠5人制で行なわれるので、スタメンとサブを分けず、選手をローテーションで使い回す、監督の上等なやりくりが不可欠となる。

 そこで絶対的に必要となる駒は、複数ポジションをカバーできる多機能型選手だ。筆者としてはフィールドプレーヤーの半分強を、これに割くことにした。

 なかでも重宝しそうな選手は旗手怜央だ。4―2-3-1ならセンターフォワード(CF)とセンターバック(CB)以外はすべてカバーできそうな、チーム随一の多機能性を誇る。戦術的交代で、玉突きのように移動させられても、いちばん問題なさそうな選手だ。

 サイドならサイドバック(SB)もウイングも可能な菅原由勢、CB、SB、守備的MFをこなせる中山雄太と冨安健洋。オーバーエイジ(OA)枠で選んだ守備的MF守田英正も右SBをこなすことができる。守田か遠藤航かで悩んだが、遠藤タイプはほかにいると考え、調子がよさそうな守田にした。

 両ウイングは三笘薫(左)と久保建英(右)。真ん中のアタッカー2人は鎌田大地と大迫勇也をOA枠として選んだ。U-24の弱点は、トップでボールが収まらないことだ。ポストプレーヤー不足を解消するには、A代表の看板アタッカー2人を据えるしかない。

 アルゼンチンU-24戦にはケガで欠場したJリーグの現得点王、前田大然は、大迫とはタイプの異なるFWとして、交代の切り札として使いたい。

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