日本代表の「名バイプレーヤー」5人。オレ様キャラとも良好な関係を築いた
テレビドラマの人気ですっかり定着し、今もトレンドワードになっている「バイプレーヤー(脇役)」。サッカーの世界にも、チームになくてはならない名脇役がいる。今回は日本代表で活躍した、とっておきのバイプレーヤーを紹介する。
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守備的ポジションならどこでもプレーした今野泰幸献身的守備で「バイプレーヤー」を体現
今野泰幸
MF/国際Aマッチ93試合出場4得点(2005-17年)
抜群のボール奪取能力を生かした、献身的な守備......。まさに「バイプレーヤー」という言葉を体現したような選手だった。
ボランチでも、センターバックでも、サイドバックでも、守備的なポジションならどこでもこなし、暑さも連戦もものともせずコンスタントに力を発揮して、日本代表でもガンバ大阪でも天才的ゲームメーカーの遠藤保仁を支えつづけた。
謙虚な性格で知られ、「コンちゃん」と呼ばれて愛され、「いじられキャラ」として若手選手からも親しまれた。
そんな今野だが、面白いのは得点場面に突然現われて"主役"となってしまうプレーがあることだ。
2005年のJリーグ最終節ではFC東京の一員として「勝てば初優勝決定」というセレッソ大阪と対戦。アディショナルタイムに同点ゴールを決めてC大阪の"夢"を打ち砕いた。
日本代表でも、2012年のフランス戦では自陣から50メートル以上のロングドリブルで決勝点をお膳立てして、日本に"奇跡の勝利"をもたらした姿が忘れられない。
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