相馬勇紀が東京五輪の先に描くもの。「いつか絶対にプレミアリーグ」 (2ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio

―― サウジアラビアとの初戦の後半アディショナルタイムにミスから決勝点を奪われ、精神的に難しくなった面もあったと思います。

相馬 そうですね。(グループステージで敗退するか勝ち抜くかは)紙一重の部分はあったと思うんですけど、負けた以上、足りなかったものがあるはず。そういう意味では、もっと具体的な話を増やしたほうがいいかなと思います。

 ミーティングで対戦相手の分析を教えてもらっていますけど、練習時間がそんなにないので、選手同士でもっと自分の特徴を伝え合って信頼関係を深めなければ、いい崩しや連係は生まれない。どのタイミングで、誰がどうゴール前に入ってくるのか、とか。

―― U-23代表では最年長ですが、チーム内でリーダーシップを取ったりするのですか?

相馬 コミュニケーションは取りますけど、あまりそういうタイプではないですね。でも、声をかけなきゃいけないところはかけています。僕はいろんな選手と仲がよくて、たぶんみんなコミュニケーションを取りやすいと思うので、そういう立場でやっていけたらと思っています。

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