森保式3バックはA代表にハマるのか。エルサルバドル戦を数字で検証 (6ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo

「3バックをやるという部分ではパーフェクトではないし、まだ最初の一歩を踏み出したというところ」

 試合後にそう語った森保監督は、このあと6月14日に開幕するコパ・アメリカに挑む。チリと対峙する日本の初戦は6月18日午前8時(日本時間)だ。

「私が東京五輪世代の監督になったとき、まずは自分がこれまでやってきたことでベースを作り、オプションとして4バックを試した。最終的にどちらがベースになるかは、招集選手を見たうえで、どのようなストロング(ポイント)を持てるかというところで決めていきたい」

 トリニダード・トバゴ戦後の森保監督のコメントから推測すると、おそらくコパ・アメリカは3-4-2-1をベースに戦うことになるだろう。格上を相手にしたとき、果たして森保式3-4-2-1はどのような"顔"を見せるのか。

 A代表の今後の戦い方にも大きく影響するはずなので、その戦いぶりはいろいろな意味で要注目である。

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