2018.11.29

スペインの目利きが気になった
「日本代表の新戦力」13人を分析

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Fujita Masato

堂安律 ベネズエラ戦に先発し後半32分に交代。キルギス戦は後半14分から出場堂安律(フローニンゲン)
「ベネズエラ戦では、得意とする左足でのプレーで、右サイドから中に切り込み、仕掛けている。ダイアゴナルの意識が強い。ただ、シュートの精度は足りなかった。キルギス戦は後半途中から出場し、南野拓実のパスをワンタッチで中島にアシスト。ディフェンスラインの前でプレーする技術に長けたアタッカーだ」

南野拓実 ベネズエラ戦に先発し後半32分に交代。キルギス戦は後半27分から出場南野拓実(ザルツブルク)
「ベネズエラ戦は、大迫との連携がより滑らかになっていた。攻撃だけでなく、守備の連動も高い。また、周りを生かす知性を持つ。前半25分のコンビネーションプレーは象徴的だった。大迫にパスを出した後、自らはスプリントして相手陣内を駆け抜け、おとりとなってスペースを作り、堂安のシュートに結び付けている」

伊東純也 ベネズエラ戦は後半32分から出場。キルギス戦は先発し後半14分に交代伊東純也(柏レイソル)
「キルギス戦に先発し、サイドからディフェンダーを引き連れ、室屋成(FC東京)のスペースを生み出していた。積極的にエリアにも入っていた。ただ、2度の決定機は外している」

原口元気 ベネズエラ戦は後半23分から出場。キルギス戦は先発し後半27分に交代原口元気(ハノーファー)
「ベネズエラ戦は、ドリブルで推進力を見せている。ハリルジャパン時代から、日本人アタッカーとしては抜きん出てプレー強度が高い。キルギス戦は先発し、伊東同様にサイドバックのオーバーラップを促した。左サイドを駆け上がって、マイナスのクロスをファーサイドの伊東に返したシーンは秀逸だった」