2018.09.02

U-21森保ジャパンが価値ある準V。
東京五輪へ多大なる成果を得た

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 アジア大会男子サッカーの決勝で、日本は韓国に1-2で敗れた。延長前半に2点を許し、その後、同後半に1点を返したものの、わずかに及ばなかった。

 スコアは僅差だった。勝つ可能性も少なからずあった。事実、0-0のまま延長戦まで持ち込んでいる。勝負はどちらに転んでも不思議はなかった。

 だが、実質的にはA代表経験者がいないU-21代表の日本に対し、韓国はロシアW杯に出場した選手を含むU-23代表をベースに、A代表の主力をオーバーエイジ枠で加えていた。やはり実力差は大きかった。日本は劣勢に回る時間が長かった。結果は妥当なものと認めざるを得ないだろう。

強豪・韓国相手に奮闘した日本だったが... ただし、今大会の韓国は、前線にこそイングランド・プレミアリーグで活躍するFWソン・フンミン(トッテナム)を筆頭に、能力の高いタレントがそろっていたが、DF陣は安定感に欠けていた。ボールの処理にもたついたり、ビルドアップでイージーなパスミスをおかしたりといった場面が少なくなかった。

 キャプテンのMF三好康児(コンサドーレ札幌)は「(韓国の)守備の選手に関しては、自分たちが得意とするアジリティの部分で弱いところがあったし、自分はそれほどプレッシャーを感じなかった。球際の強さはあったが、そこまで崩せないというイメージはなかった」と語ったが、決して負け惜しみや強がりではないだろう。