2018.05.29

ミスミス癖を治せ。トルコに逆転負けの
U-21日本代表が抱える課題

  • 山口裕平●文 text by Yamaguchi Yuhei photo by Guillaume Ruoppolo/Icon Sport/Getty Image

 森保一監督不在の中でトゥーロン国際大会に乗り込んだU-21日本代表の初戦、トルコ戦は、悔いの残る結果となった。

 三好康児(札幌)のゴールで先制点を奪った日本だったが、自陣でのパスミスから失点。その後、PKのピンチこそ切り抜けたものの、相手の勢いを受け止めきれず、終盤に右クロスのこぼれを押し込まれて1-2で敗れた。

トゥーロン国際初戦、トルコに敗れたU-21日本代表 日本のシステムは3-4-3。柏でCBを務める中山雄太が井上潮音(東京V)とともにダブルボランチを務め、1トップにはケガから復帰を果たした小川航基(磐田)が入った。対するトルコは4-3-3でこの試合に臨んできた。

 序盤は日本がボールを回してペースを握った。立ち上がりこそやや不規則にバウンドするグラウンドに戸惑ったものの、テンポよくパスを繋いで攻撃の糸口を探っていく。トルコは日本のシステムをなかなか把握できず、前線でのプレスに戸惑いが見られた。

 ただ、日本もボールは動かせているものの、なかなかチャンスを作るまでには至らない。7分に森島司(広島)がエリア外から強引な形で狙って初シュートを放つがブロックされ、初瀬亮(G大阪)が放ったFKも小川は触ることができなかった。

 日本にチャンスが訪れたのは17分。中山が中盤のターンで相手を外すとエリア内の小川へパス。これを小川が右足で狙うが、GKにセーブされた。一方のトルコは14分に日本のパスミスを奪ったバルシュ・アルズの左足がクロスバーを叩き、29分にはFKのこぼれ球からアルズとクビライ・カナチュズクシュが立て続けにチャンスを迎える。しかし、両チームともにゴールを奪えず、前半を終えた。