「香川は凄い」と言いつつも
NZ代表は大陸間プレーオフに自信を得る (3ページ目)
オランダのヘーレンフェーンで小林祐希と同僚のマルコ・ロハスは、敗戦後にもかかわらずリラックスした表情で取材エリアに現れた。終了の笛が鳴った後、小林とシャツを交換した25歳のMFは、「来月のプレーオフの前にいい準備ができたと思う」と話し始めた。
「ちょっとしたミスが命取りになることは、今日の日本戦で再確認させられたよ。日本の選手には、とても高いスキルを見せつけられた。まあでも、アジアでずっとトップに君臨しているのだから、彼らが強くなったのは今に始まったことではないけどね。
最も印象に残ったのは、(ヘーレンフェーンでの)チームメイトの彼(隣にいた小林を指して)だよ。それ以外に答えようがないでしょ(笑)。それは冗談として、香川(真司)を筆頭に中盤にはスキルフルでスマートな選手が揃っている。南米勢とのタフなプレーオフの前に、日本のような相手と対戦できたのはすごく価値のあることだった。相手はアルゼンチンかもしれないし、ほかの4カ国かもしれない。火曜日の南米予選の最終戦は気になるけど、どこがきてもベストを尽くすよ」
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