W杯最終予選。イラク戦は確勝も、
オーストラリア戦に超不吉なデータ (2ページ目)
続いて、11日に対戦するオーストラリア。今予選でも連勝スタートして(2-0イラク、1-0UAE)、グループ首位に立っている最大の強敵だ。6日(日本時間7日)には同じ2連勝中のサウジアラビアと対戦するが、そこも勝って勢いに乗るようだと、日本にとっては非常に厄介なことになる。
グループ首位のオーストラリア。日本は「天敵」ケーヒルを抑えられるか。photo by Getty Images オーストラリアで警戒すべき選手と言えば、やはりティム・ケーヒル。2006年ドイツW杯で2得点を決めて日本を撃破すると、その後も日本戦では大いに活躍。過去8試合で5得点を記録するなどして、「日本キラー」と称されるようになった。
今回の予選でも日本を破ったUAE戦で決勝点をゲット。すでに36歳という大ベテランだが、その勝負強さは今なお健在だ。過去の対戦を振り返ると、親善試合を除いた公式戦では、ケーヒルが爆発した試合はいずれも日本は敗れている。今回も、このケーヒルを抑えられるかどうかが、勝負の分かれ目となりそうだ。
【ケーヒルが出場したオーストラリア戦の戦績】
2006年=日本1●3オーストラリア(W杯/ドイツ)※2得点
2007年=日本1○1(PK4-3)オーストラリア(アジア杯/ベトナム)
2009年=日本0△0オーストラリア(W杯予選/日本)
2009年=日本1●2オーストラリア(W杯予選/オーストラリア)※2得点
2011年=日本1○0オーストラリア(アジア杯/カタール)
2012年=日本1△1オーストラリア(W杯予選/オーストラリア)
2013年=日本1△1オーストラリア(W杯予選/日本)
2014年=日本2○1オーストラリア(親善試合/日本)※1得点
※ケーヒルが挙げた得点
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