オーストラリア人記者が見たサッカー日本代表。「緩い」 (5ページ目)
振り返ればUAE戦。日本最後のPKキッカーとなった香川真司が自信なげにスポットに向かう姿を見て、「外しそうな雰囲気があった」と言ったオーストラリアの記者は少なくなかった。
気持ちで試合に勝てるわけではないが、気持ちがなければ勝てないと思うのは、国内も海外も一緒。アジアカップを精力的に取材していた2人のオーストラリア人記者が指摘するように、技術で勝り、支配率で上回ったとしても、試合に負けたら意味がない。
日本は少しばかりボール回しに酔っていなかったか。ならば日本にとって、アジアカップ敗退は、サッカーの本質を見つめ直すうえでいい機会だったのかもしれない。
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