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代表OBたちは「アギーレの後は日本人監督」と言っている (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by Yamazoe Toshio

専門家が代表監督に推奨するガンバ大阪の長谷川健太監督。専門家が代表監督に推奨するガンバ大阪の長谷川健太監督。木村和司氏(解説者/元横浜F・マリノス監督)
「今や、Jリーグでも日本人監督が次々に結果を出している。そう考えると、日本代表も日本人監督で世界と勝負してもいい時期が来ているのではないか。契約上の問題はあるかもしれないけど、ガンバ大阪の長谷川健太監督(49歳)とか、いいと思う。昨季三冠(Jリーグ、ナビスコカップ、天皇杯)を達成しているし、実績的にも申し分ない」

鈴木良平氏(解説者/元ビーレフェルトコーチ、日本女子代表監督など)
「日本が1998年に初めてW杯に出場して以降、フィリップ・トルシエ監督、ジーコ監督、イビツァ・オシム監督、ザッケローニ監督、アギーレ監督と主に外国人監督が指揮を執ってきたけれども、監督が変わる度に何ら一貫性のないサッカーをやってきた。オシム監督が途中で倒れてしまったことの影響もあるかもしれないが、もう10数年も外国人監督に頼ってきて、"日本のサッカー"というものを見出すこともできず、確立されることもなかった。おまけにその間、日本サッカーが進歩したのか、と言えば、疑問。これでまた、新しい外国人監督を呼んできても、同じことの繰り返しになるだけ。さらにこのままでは、いつまで経っても日本人指導者が育ってこない。

 ならば、日本代表監督はもう日本人に託したほうがいい。そういう時期に来たと思う。例えば、名古屋グランパスの西野朗監督(59歳)は十分に実績を残してきている。ユース代表、五輪代表を指揮して、Jリーグでも柏レイソル、ガンバを率いて結果を出してきた。そういう指導者には、チャンスを与えるべき」

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