2013.10.17

セルビア戦、ベラルーシ戦出場18選手、識者たちの採点表

  • photo by AP/AFLO

セルビア戦、ベラルーシ戦ともにベストメンバーが先発した日本代表 2連敗、しかも無得点で終わった今回の欧州遠征。サッカージャーナリスト3人が出場全選手を採点する(10点満点で平均は5.5点。2試合に出場した選手はその平均)。総じて攻撃陣への評価が低かった。

この内容で疑いを持つなというのは無理――浅田真樹

 2試合を通じて、ほとんどいいところがなかったというのが率直な印象だ。

 それでもセルビア戦はわずかながら、相手を押し込んでセカンドボールを拾い、連続攻撃を仕掛ける時間もあったが、ベラルーシ戦は皆無。それどころか守備時に全体がズルズルと下がり、逆に連続攻撃を受けて失点するなど、ベラルーシ戦は相手との力関係を考えると、最近ではあまり記憶にないほど酷い試合だった。

 一度完成されたチームがさらに上を目指すために試行錯誤しているのだろうが、アジアカップ優勝から2年半以上が経ち、1トップが変わっただけのメンバー構成でどれだけサッカーを変えられるのか。この内容で疑いを持つなというのは無理がある。

 柿谷という新戦力もまったくチームに取り込めておらず、目立った好材料もなし。11月にはヨーロッパの一線級と戦う2試合が予定されているが、今の日本代表はそれを腕試しの場として有効に活用できる状態にあるのかどうか。今回の2試合を見た後では、「場違いなところに来てしまった」などということにならないかと、少なからず不安を感じてしまう。

GK
川島永嗣 5.5
前への飛び出しや足元でのつなぎに安定欠く
DF
長友佑都 5.5
孤立する場面も多く、攻撃力を生かせず
吉田麻也 5.5
縦への配球の判断悪く、攻撃の起点になれず
今野泰幸 6
守備では苦しい場面あったが、攻撃で工夫が見えた
内田篤人 6
試合展開をよく読み、質の高い攻撃参加
森重真人 6
全体に堅実なプレイも、やや守備での軽さが見えた
酒井高徳 5.5
ミスなくこなすも攻撃面で持ち味出せず
MF
長谷部誠 5
ボランチとしてはボールロストが多すぎる
遠藤保仁 5
パスミス目立ち、攻撃を組み立てられず
細貝萌 5
リズムに乗れず、致命的なパスミスを犯す
山口螢 6
パスミスあったが、攻守のつなぎ役として及第点
香川真司 4.5
ボールを迎えにいくばかりで持ち味を見失う
本田圭佑 5.5
誰よりも気持ちは見えたが、ミスも多かった
岡崎慎司 6
無得点も精力的に前線でボールを引き出した
清武弘嗣 5.5
香川の調子を考えれば、もっとプレイさせてもよかった
乾貴士 -
FW
柿谷曜一朗 5
良し悪し以前にほとんど試合に入れていない
ハーフナー・マイク 4.5
パワープレイ要員としては物足りず
監督
ザッケローニ 4.5
あらゆる意味で中途半端。結局、何もせずに2試合が終わってしまった