2013.03.07

【なでしこ】初戦は屈辱のノーゴール。
アルガルベで若手は成長するのか?

  • 早草紀子●取材・文 text by Hayakusa Noriko photo by Hayakusa Noriko

アルガルベカップ初戦、ノルウェーとの試合は前半立て続けに失点。そのまま流れを取り戻せなかった 新生なでしこジャパンの初陣はノルウェーを相手に0-2の完封負けという厳しいものだった。

 3月6日から開幕したアルガルベカップ(ポルトガル)の初戦。佐々木則夫監督は、スターティングメンバーに、代表デビュー戦となる小川志保、山崎円美、加戸由佳、川村真理、久野吹雪の5名の新戦力を起用した。

 ほぼベストメンバーの場合でも、そこから3、4人選手が入れ変わると、たちまちチームのバランスが崩れてしまう傾向はロンドン五輪でも見られた。佐々木監督としては、中堅を中心に招集し、若手を初戦に起用するリスクは、ある程度覚悟のうえだったと思うが、このノルウェー戦は、予想以上にバランスが崩れてしまった印象だ。

 ただし、ベストメンバーではないとはいえ、”なでしこジャパン”に集まる期待は大きい。この試合でキャプテンを務めた川澄奈穂美は試合前、選手たちにこう伝えた。

「初めてであろうと、経験があろうと、”日本代表”としてここに来ていることに変わりない。誇りと責任を持ってやろう!」

 しかし、やはり国際舞台は特別な場所。さらにノルウェーはパワーとスピードを武器に一気に仕掛けてきたため、試合序盤からノルウェーに流れを持っていかれると、日本は前半16分までに2失点。佐々木監督は6人の交代枠をすべて使って巻き返しを狙うも、2-0で完封負けという「ふがいない」(川澄)結果になった。