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【プロ野球】巨人ドラフト2位・平田玲翔を覚醒させた監督の「一か八か」の決断 「正直、逸材という感じではなかった」 (4ページ目)

  • 内田勝治●文 text by Katsuharu Uchida

 そう力強く宣言する平田を、那賀監督も頼もしそうに見つめる。

「本校OBの岡崎郁さんや小野淳平さんが、同じジャイアンツのユニフォームに袖を通しています。先輩たちに続いて、大きく飛躍してほしいですね」

 ドラフト翌日の10月23日には、松井秀喜新監督の就任が発表された。将来的なメジャー挑戦を夢見る右腕にとって、これ以上ない朗報だった。

「メジャーの世界で戦った選手が監督をしてくださる。目標にしたい選手でもありますし、追い越したい存在。期待に応えられるように頑張りたいです」

 年明けのあの日、那賀監督の「一か八か」の賭けが、剛腕の潜在能力を開花させた。折れない強さを武器に、平田玲翔は松井ジャイアンツの門を叩く。

著者プロフィール

  • 内田勝治

    内田勝治 (うちだ・かつはる)

    1979年9月10日、福岡県生まれ。東筑高校で96年夏の甲子園出場。立教大学では00年秋の東京六大学野球リーグ打撃ランク3位。スポーツニッポン新聞社でプロ野球担当記者(横浜、西武など)や整理記者を務めたのち独立。株式会社ウィンヒットを設立し、執筆業やスポーツウェブサイト運営、スポーツビジネス全般を行なう

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