【プロ野球】篠塚和典は河埜和正の「つなぎ」で楽に打席に入れた 普段は大のビール好きで、オールスター前にアクシデントも? (2ページ目)
――今のプロ野球では、2番打者に対して「OPS(出塁率+長打力)」を重視するチームもあるなどさまざまなタイプの選手が起用されていますが、当時はバントなどでつなぐ役割を担う選手が多かったですね。
篠塚 そうですね。V9時代の柴田勲さん、土井正三さんの時代もそうですが、1番打者が出塁したら、2番打者がバントで得点圏へ送るのがセオリーという傾向がありました。
自分も初めて2番をまかされた時はバントをするケースが多かったです。ただ、一度3番をまかされてから2番に戻った時には、あまりバント一辺倒という感じではなくなって、積極的に打っていく形も多かったような気がします。3番で結果を出したことで、首脳陣が判断したんでしょう。
【グラスがすぐ空く"ビール大好き人間"】
――河埜さんと篠塚さんは二遊間を組まれていましたが、グラウンド外でも交流が多かったんですか?
篠塚 特に自分が一軍での生活に慣れていなかった頃は、だいぶお世話になりました。遠征の移動日や、休日にも食事に誘っていただいたり、けっこう声をかけていただきました。河埜さんは"ビール大好き人間"でしたね。水のように飲んでいましたよ。
――篠塚さんもけっこう飲んだんですか?
篠塚 ある程度は飲みましたけど、自分が小さいコップで1杯飲む間に、河埜さんは大ジョッキで2杯くらいは飲んでしまうんですよ。グーッという感じで、ひと口で半分くらいまで飲んで、ふた口で大ジョッキが空になってしまうんです(笑)。とにかく勢いがすごかったですね。河埜さんのビール好きは有名で、おそらくほかの選手たちも、河埜さんに対して同じような印象を持っているはずです。
――お酒の席では、野球のお話もしましたか?
篠塚 そういった席では、あまり野球のことは話しませんでした。試合に負けたあとなどは、たまに「あのプレーはこうだった」などと振り返ったこともありましたけどね。
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