【プロ野球】西武ドラフト指名選手のバッティングを石毛宏典はどう評価する? 1位の小島大河は「完成度は現時点で高い」 (2ページ目)
――ほかにも課題はありますか?
石毛 相対的には悪くないのですが、少し上半身がブレるのが気になりますね。原因は、後ろの肘(左肘)が少し背中側へ入るからだと思います。左肘を背中側に入れすぎると上半身が内巻きになり、頭と目線も内側(キャッチャー寄り)へ引っ張られてしまいます。そうなると、低めのボールには対応できたとしても、高めのボールを打つ時に窮屈になって差し込まれてしまう。どのように対応していくのか、今後に注目です。
【課題はあるが、プロ入り後の対応に注目】
――ドラフト5位の横田蒼和選手(内野手/右投・左打/山村学園高)はどう見ていますか?
石毛 バットの軌道がレベルスイングなので、ボールをとらえる確率は悪くないはずです。ただ、彼も後ろの肘(左肘)を背中のほうに入れすぎているから、振り遅れが目立ちます。ほとんどのボールに差し込まれている印象ですし、打球も逆方向(レフト方向)が多いじゃないですか。今のままだとインコースを攻められそうですし、プロのピッチャーのボールを打つのに少し時間がかかりそうな印象です。
ただ、遠心力があってヘッドが走るスイングなど、いい部分も垣間見られるので、今後の成長を期待したいと思います。
――最後に、ドラフト6位の川田悠慎選手(外野手/右投・左打/四国銀行)についてお聞きします。足が大きな武器の選手ですが、バッティングはいかがでしょうか?
石毛 身長は174cmとのことですが、バッターボックスに立っている姿を見ると、それよりも大きく見えますね。リラックスした、いい構えをしていますが、両肘が体から離れた状態でバットを振ってしまっている。そうなるとヘッドが走りませんし、強いボールに押し込まれてしまいます。
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