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【プロ野球】星野伸之が語る、オリックスがCS日本ハム戦に勝つための戦術 第1戦で先発濃厚の山下舜平大の別の起用法も予想した (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo

――先発ピッチャーの話に戻りますが、曽谷投手はあまり状態がよくない?

星野 ここ2試合は腕もあまり振れていませんし、真っすぐが抜けてしまっているんです。スライダーはけっこう曲がるのですが、バッターに当ててしまったり制球できていません。そうであれば、曲がり自体はいいので、思い切って真ん中へ投げてもいいのかなと。

(9月14日のソフトバンク戦で)折れたバットが胸部に直撃した影響があるのかはわかりませんが......。ピッチャーは基本的に、横を向いた状態から体重移動をして投げます。仮に「バットが飛んできても避けられるように」という意識があるなら、体を早く開いて投げないといけませんし、そうなると投げる時にボールが引っかかってしまうことがあるかもしれない。ただ、そういう部分を払拭できているから、一軍に上げているとは思うんですけどね。

――日本ハムで警戒すべきバッターは?

星野 やはりフランミル・レイエス、万波中正、清宮幸太郎ら長打力のあるバッターは怖いです。エスコンフィールドは狭いですし、特にレイエスは、ホームランのほとんどをこの球場で打っています。それと、接戦になった時に五十幡亮汰をどこで使ってくるか。今季はけっこうあの足にやられましたからね。

 あと、九里にはチェンジアップにもフォークにもとれるようなボールがあるのですが、僕が見ている限り、レイエスはまったくタイミングが合っていません。それを考えると、九里が投げるときは万波や清宮、郡司裕也だったり、レイエス以外のバッターをマークしたほうがいいかもしれません。

――日本ハムのピッチャー陣はどう攻略しますか?

星野 先発の伊藤大海、北山亘基、達孝太らは簡単には打たせてくれません。ただ、田中正義や齋藤友貴哉らリリーフ陣を打てないのか、といえば、少し隙はあると思います。いかに先発を早いイニングで降ろせる展開に持ち込めるかでしょう。

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