『ダイヤのA』人気で中国は空前の甲子園ブーム 野球人口急増で「中国版・大谷翔平」が出現する日も近い⁉︎ (4ページ目)
中国代表の主軸を任される梁は今、多くの期待を背負い、次の戦いに備えている。大事な国際舞台に向かう上で力になっているのは、やはり戸郷から放った一撃だ。
「あのホームランで、これからも外のプレッシャーを感じていくのかなって思いますね。でも、野球選手としてそこは結果を出したいところです。一発屋で終わらないようにしたいなと思います」
中国代表が2025年3月のWBC予選を突破し、翌年、再び東京ドームで日本と対戦する日を楽しみに待ちたい。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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