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パ・リーグ助っ人22名、高木豊の評価は? 「文句なし」「期待外れ」など4段階評価で明暗も (3ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo
  • photo by Sankei Visual

◆楽天【野手×/投手△】

「新加入の(マイケル・)フランコは、日本ハムとの開幕戦で猛打賞と活躍しましたが、それ以降はパッとしません。同試合で加藤貴之からレフトスタンドの上段にホームランを打った時は期待が高まったのですが......。長打力があるので慣れれば、とも思いますが、現状ではそれが表現できていない感じです。

 宋家豪はWBCに台湾代表で出場して、オープン戦の途中からチームに合流した影響なのかもしれませんが、調子はいまひとつですね。出場選手登録を抹消されましたけど、楽天のブルペンには必要なピッチャーなので、調子を上げて戻ってきてもらいたいです」


<評価対象となった助っ人の成績>

(New/野)フランコ 26試合 打率.185 3本塁打 10打点 出塁率.292 OPS.597

(投)宋家豪 6試合 0勝0敗3ホールド0セーブ 防御率6.00

◆ロッテ【野手×/投手〇】

「昨シーズンに巨人でプレーしていた(グレゴリー・)ポランコは×です。リーグが変わったことで環境やピッチャーに慣れる時間が必要なのかと。守備についた時にはリスクがありますし、打率やホームランでもう少し期待があったと思いますが、裏切られている感じですね。

 つないでいかなければ点が取れないロッテ打線で、ポランコのホームランや長打が生まれればいいのですが、ブレーキになっています。山口航輝が離脱中ですし、期待感は大きいと思うので頑張ってほしいです。

 同じ元巨人の(C.C.)メルセデスは試合を作っていますね。山本由伸と投げ合った試合もあって勝ち星には恵まれていませんが、ローテーションピッチャーの役割は果たしてくれています。競り合いに弱いところはありますが、打線がもうちょっと点を取ってあげないと。

(ルイス・)ペルドモは安定しています。ツーシームとスライダーのコンビネーションもいいですが、チェンジアップが効いている。しっかりと低めに制球できていますし、長打を打たれる心配がない。すでにブルペンに欠かせない存在だと思います」

<評価対象となった助っ人の成績>

(野)ポランコ 23試合 打率.181 3本塁打 8打点 出塁率.272 OPS.605

(投)メルセデス 5試合 0勝3敗 防御率2.17 QS率40.0

(投)ペルドモ 14試合 0勝0敗12ホールド0セーブ 防御率2.63

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