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中日が最下位脱出へドラフトで指名すべきは、1位で快速のリリーフ候補、2位で社会人屈指の強打を誇る内野手だ (3ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 高校生でも、この春、左中間スタンドをはるかに越える場外弾を目撃している伊藤千浩(東北/投手兼外野手/189センチ・92キロ/右投右打)や、投手としても140キロ台の速球を投げる三塚琉生(桐生第一/投手兼外野手/182センチ・88キロ/左投左打)も将来が楽しみなスラッガーだ。

 将来性豊かな投手なら、やや制球力に不安はあるが投打に野球センス溢れる荘司康誠(立教大/188センチ・91キロ/右投右打)、本格派の素質を持ち大舞台での経験も豊富な川原嗣貴(大阪桐蔭/188センチ・91キロ/右投左打)のスケール感も魅力。

 今の中日にはスケールのある選手、一芸に秀でた選手をひとりでも多く育ててほしいと思う。ファームの実戦が楽しみになれば、一軍の未来も明るくなるはずだ。

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