DeNA牧秀悟が入江大生の私生活に「本当にこういう人がいるんだ。独特の美学を感じる」 (2ページ目)
今シーズンからリリーフに転向し、ここまで33試合に登板している入江大生この記事に関連する写真を見る── 当時は言葉をかわしたりしていたのですか。
入江 いや、それがあんまりしゃべることはなかったんです。会えば「おっ、よう!」ってあいさつする程度ですかね。
牧 そうそう「よっ、友!」みたいな感じで(笑)。
入江 だからちゃんと話すようになったのはドラフトのあとからだよね。入団が決まった時は不思議な感覚だった。あの秀悟と一緒のチームでやるんだって。寮に入って、合同自主トレが始まるとずっと一緒だったよね。基本的に、起きる時間も食事をする時間もトレーニングする時間も一緒だったし。
牧 濃密な時間だよね。コロナもあってあまり互いの部屋は行き来できなかったけど、よく風呂は一緒に入ってたよね。
入江 うん、風呂はよく入ってた(笑)。
「やっとテレビを買ったよ」
── あらためてお互いを知って「こういう一面があるんだ」と思ったことはありますか。
牧 大生は独特な雰囲気というか、ちょっと人とは違うところがあるんですよ。たとえば、部屋にテレビを置かず、プロジェクターでひとりで映画を観るのが好きだったり。本当にこういう人がいるんだって(笑)。悪い意味じゃなくて、独特の美学を感じるんですよ。自分の世界観を大事にしているというか。
入江 まわりから「テレビがない」って突っ込まれるから買ったよ(笑)。プロジェクター好きだけど、今はあまり観る時間がないよね。でも、周囲が言うようなそんな変わった人間じゃないから。
牧 本当かなぁ(笑)。
入江 逆に、秀悟は裏表がないっていうか変わらないんだよね。常にハッピーなオーラを放って周りを明るくしてくれる。けど私生活かぁ......そんな面白い話はないかな。
牧 ないんかい!
入江 あっ、そういえば、いつも帽子をかぶっているよね。ハマスタ行く時も、寮に帰る時も、プライベートでも毎日帽子をかぶっている(笑)。
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