2022.01.05

中島宏之、石川雅規、田中将大…大偉業に挑む男たち。今季プロ野球で達成されそうな記録はこれだ!

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • photo by Koike Yoshihiro

 新春を迎え、過去の記録を眺めていると、プロ野球は歴史のスポーツなのだとあらためて気づかされる。今シーズンも多くの記録達成が期待されており、今から楽しみでならない。そこで今シーズン達成されそうな記録を見てみたい。

通算2000本安打まであと101本に迫っている巨人・中島宏之通算2000本安打まであと101本に迫っている巨人・中島宏之 この記事に関連する写真を見る

【巨人・中島はレギュラー奪取が必至】

 一昨年は坂本勇人(巨人)、昨年は栗山巧(西武)が達成するなど、通算2000本安打は2000年以降だけで27人達成の"花形記録"だが、今シーズン、この偉業に挑戦するのが中島宏之(巨人)だ。

中島宏之(巨人)/1899安打(残り101本)

 しかし、昨年は81試合の出場で49安打に終わり、今シーズンも一塁には中田翔、大城卓三との併用が予想されているため、記録達成は簡単ではない。少なくとも100試合の先発出場を果たしたいところだ。

 日米通算ではすでに2000本安打を達成しているが、NPBのみの通算記録で近づいているのが福留孝介(中日)と青木宣親(ヤクルト)のふたり。

福留孝介(中日)/1951安打(残り49本)
青木宣親(ヤクルト)/1819安打(181本)

 また福留は、通算8000打席にもあと61と迫っており、過去13人しか到達していない通算1500三振も残り17と、45歳となる今シーズンも節目の記録が待っている。

 一方の青木は、史上45人目の通算1000得点まで残り46。今シーズンもレギュラーとして試合に出続けることができれば、記録達成は濃厚だ。

 そして2000本安打の通過点である通算1500本安打を目指すのはこの3人。

丸佳浩(巨人)/1459安打(残り41本)
長野久義(広島)/1419安打(残り81本)
中田翔(巨人)/1365安打(残り135本)

 この3人については、1500試合出場の記録も迫っており、今シーズン中での「ダブル1500達成」が期待される。

 昨年、史上54人目の通算2000本安打を達成した栗山だが、今シーズン挑む記録は史上15人目の通算400二塁打だ。

栗山巧(西武)/381二塁打(残り19本)

 歴代最多は、今季から中日の指揮をとる立浪和義監督の487。過去の達成者を見てもわかるように、難易度の高い記録である。

 栗山はこのほかにも、通算9000打席(残り573打席)、通算1000四球(残り29個)と、長年一線級で活躍した選手ならではの記録達成の期待がかかる。