ドラフトでの注目が集まる田澤純一。
BCリーグ入りとNPBへの思いを語る (3ページ目)
練習前に取材に応じた田澤 田澤の入団会見で、角監督は「次のステップに進むための場がBCリーグ 」と語った。田澤本人は「今年は契約してもらったヒートベアーズの一員として、シーズンの最後までプレーする。その後については、さまざまな方と相談しながら決めていきたい」と、来年以降についての言及は避けた。しかし9月7日には、田澤が日本球界でプレーする際のハードルになっていた「田澤ルール」の撤廃が決まるなど、追い風が吹いている。
「ルールの撤廃を決めていただいたこと本当に嬉しく思っています。ご尽力いただいた皆様に感謝いたします。今後、自分を必要としてくれる球団があったら、NPBの舞台でもプレーできたらと思っています。そのためにも今は、ヒートベアーズで精一杯投げたい」
そうコメントを発表した田澤は、「残りの野球人生は短いと思う一方で、まだまだ自分のなかで、野球がうまくなっていく感覚がある」とも語った。今後は、10月26日に行なわれるドラフト会議が近づくにつれて、注目度が高まっていくだろう。モデルチェンジを重ねながら進化を続けていく田澤に、どんな未来が待っているのか。
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