2020.03.19

里崎智也に「奇跡のパートナー」。
YouTubeチャンネルの戦略を明かす

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu

里崎智也が語るYouTubeと今季のプロ野球 前編

 1998年のドラフト2位で千葉ロッテマリーンズに入団し、長らく正捕手として活躍した里崎智也。2014年に現役を引退してからは主に解説者として活動し、2019年3月に自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を開設した。

一度は更新が滞るも、昨年8月にフリーの袴田彩会(あやえ)アナをアシスタントに迎えて再出発。里崎の”忖度なし”の話しぶりはもちろん、2013年から東北放送のアナウンサーを5年間務め、楽天のファンだという袴田アナとの軽快なやりとりも人気を博し、チャンネル登録者数は約24.3万人(3月18日現在)に達している。

 今では多くのプロ野球OBがチャンネルを持つようになったが、その先駆者のひとりである里崎は、なぜYouTubeを発信のツールに選んだのか。今回は袴田アナに聞き手になってもらい、その内情を明かしてもらった。

YouTubeチャンネルが人気の里崎智也と、アシスタントの袴田彩会アナ袴田彩会アナ(以下:袴田)あらためて、里崎さんがYouTubeでチャンネルを始めようと思った理由を教えてください。

里崎智也(以下:里崎) 一番は、”発信源”を保ちたかったからです。解説者はフリーランスで”受け身”な仕事ですから、依頼がなければ意見を1ミリも届けることができません。しかもプロ野球の解説者は、歳を重ねても活躍されている方が多いですよね。そこに毎年引退する選手が加わって、どんどん人数が増えていくので、僕にオファーが届かなくなる可能性がある。YouTubeならば、小さなテーマでも自分の判断で、しかもタイミングを逃さずに発信することができますから、そこに魅力を感じたんです。