31歳で現役引退。ドラ1・大石達也は
なぜプロで羽ばたけなかったのか (5ページ目)
「ひとつの目標を達成してそこで止まったら、成長はありません。そこに達したら、さらに新たな目標設定をしていかないと、レベルは上がらないと思います。僕の場合、『変化球、いいや』となっちゃったので。若い子たちには、『もっと高いレベルで目標設定しよう』と言いたいですね」
現役生活を終えた今になって大学時代を思い出すのは、過去への悔いからではない。西武のファーム育成グループスタッフとして"若獅子"を育て上げるという、未来への使命があるからだ。
(後編へつづく)
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