トライアウトで高木勇人が10球に
込めた思い「死ぬまで引退しない」 (3ページ目)
本人が「今日のピッチングと、今までの自分を見て評価してくれたらうれしい」と語ったように、巨人時代を含めた実績を鑑みて、獲得に手を上げる球団が表われる可能性は十分にある。その一方で、昨年のトライアウト受験からNPB他球団移籍を勝ち取ったのは、わずか4名。今年も狭き門であることは間違いない。
しかし高木にとって、そこは周囲が想像するよりも大きな問題ではないのかもしれない。マウンドと真剣勝負を望む打者がいる限り、高木勇人の"野球"は続いていくのだから。
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