2019.06.12

日本ハム吉田輝星が一軍デビュー。
史上19人目の快挙達成なるか?

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

 6月12日の広島戦(札幌ドーム)で、ついに日本ハムのドラフト1位ルーキー・吉田輝星が一軍のマウンドに上がる。

 吉田は、昨年夏の甲子園で金足農(秋田)のエースとして獅子奮迅の活躍を見せ、秋田県勢103年ぶりの決勝に進出。決勝では柿木蓮(現・日本ハム)、根尾昂(現・中日)、藤原恭大(現・ロッテ)らの大阪桐蔭に敗れたが、準優勝の立役者となった。

 当初は大学進学を希望していた吉田だったが、甲子園での活躍でプロの評価は急上昇し、一転、プロ志望届を提出。ドラフトでは日本ハムが単独で1位指名し入団した。

6月12日の広島戦でプロ初登板・初先発を果たす日本ハムの吉田輝星 ここまで(6月10日現在)吉田はファームで9試合に登板し、0勝3敗、防御率4.15。一軍昇格前の最後の登板となった巨人戦では、3回6失点と不安を残した。それでも栗山英樹監督は「最後まで真っすぐにこだわっている姿に、こっちは(一軍で)いけると思った」と語り、昇格を決めた。

 これまで高卒ルーキーのプロ初登板で最も衝撃的だったのが、中日の近藤真一だ。享栄高校(愛知)からドラフト1位で指名された近藤は、1987年8月9日の巨人戦(ナゴヤ球場)でプロ初先発。キレのあるストレートと大きくタテに割れるカーブを武器に巨人打線を翻弄。プロ野球史上初となる初登板でノーヒット・ノーランという快挙を達成した。

 また、”平成の怪物”松坂大輔(当時・西武/現・中日)も鮮烈なデビュー戦を飾っている。1999年4月7日、日本ハム戦(東京ドーム)でプロ初先発を果たした松坂は、最速155キロのストレートを武器に5回までノーヒット・ノーランという圧巻のピッチングを披露。8回を投げて5安打2失点、9奪三振の好投で初勝利を挙げた。