大谷翔平の背中を追って...花巻東の同級生が歩む独立リーグのイバラ道 (4ページ目)

  • 阿佐智●文・写真 text&photo by Asa Satoshi

 ここまで(5月13日現在)高橋は11試合に出場し、打率.240、0本塁打。三振は9を数え、5月に入ってから出番が減っていた。

 課題である確実性が、まだ身についていないようだ。また、外野手としての守備力についても「自信がないわけじゃないですが、指導者から求められているレベルにはまだまだ......」と言うように、年々レベルアップしているBCリーグでレギュラーを張るまでには至っていない。

 この独立リーグという場で、最低でもレギュラーとして出場しないことには、プロ野球への道が開けることはない。それでも高橋は前向きに未来を見据えている。

「とにかく今は、一生懸命さをアピールしていきます」

 高橋は今、まだまだ遥か先にいる同級生・大谷翔平の背中を追って、独立リーグという"茨の道"を歩んでいる。

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