楽天・嶋基宏が連覇のキーマンに挙げるふたりの投手 (3ページ目)
この他にも、新外国人のブラックリー、ベテランの上園、昨年4勝の戸村健次、2年目の森雄大、そしてルーキーの松井裕樹など、ライバルはたくさんいます。当然、彼らとの競争に勝たなくてはいけません。嶋は次のように語ってくれました。
「2ケタとは言いません。7~8勝してくれれば十分です。みんなで競争です」
おそらく嶋は、「先発が最低でも6回ぐらいまで投げてゲームを作ってくれれば、あとはうまくやりくりできる」と考えているのではないでしょうか。そういった意味でも、ローテーション経験のある永井、塩見は貴重な戦力になると思います。
田中の抜けた穴は確かに痛いですが、ピッチャーにとってはそれだけチャンスが増えたことになります。嶋がキーマンに挙げた、永井、塩見もこのチャンスを生かし、再び輝いてほしいですね。もちろん、彼らをリードする嶋も、間違いなくキーマンのひとりです。
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