2013.02.20

【プロ野球】大物メジャーリーガーが続々来日したホントの理由

  • 笹田幸嗣●文 text by Sasada Koji
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

2005年には本塁打王、打点王の二冠に輝くなど、メジャー通算434本塁打の実績を誇るアンドリュー・ジョーンズ 今から26年前、メジャー通算215本塁打のボブ・ホーナーが29歳の若さで日本球界(ヤクルト)入りを果たしたが、「地球の裏側にもうひとつの野球があった」と皮肉たっぷりの言葉を残し、1年で日本を去った。

以降、メジャーで本塁打王のタイトル経験のあるケビン・ミッチェル(ダイエー=現・ソフトバンク)や、シルバースラッガー賞を獲得したマイク・グリーンウェル(阪神)など、メジャーで輝かしい実績を誇った選手が日本でプレイしたが、実力を発揮することなくアメリカに帰っていった。

 こうした過去もあって、日本の各球団は大物メジャー選手の獲得には慎重にならざるを得なかった。しかしここに来て、再びメジャーで実績を残した選手が日本にやって来る傾向にある。

 今年もメジャー通算434本塁打の実績を誇るアンドリュー・ジョーンズ(35歳)が楽天に入団した。ジョーンズはブレーブスに在籍していた2005年に、51本塁打、128打点で二冠王に輝き、オールスターも5度出場し、ゴールデングラブ賞も10回獲得するなど、これまで日本でプレイした外国人の中では最高の実績を持った選手と言っていい。同じく楽天に入ったケーシー・マギー(30歳)もタイトルこそないが、ブルワーズ時代の2010年に157試合に出場し、2割8分5厘、23本塁打、104打点の数字を残している。

 また、ソフトバンク入りを果たしたヴィセンテ・パディーヤ(35歳)はメジャー通算108勝の実績を持ち、ブライアン・ラヘア(30歳)は昨年のオールスターに出場した選手だ。さらに、巨人に入団したホセ・ロペス(29歳)もマリナーズ時代の2006年にオールスターに出場している。