【MLB】大谷翔平をもっと早く休ませるべきだったのか? 二刀流で3連覇に挑んだ代償と30代での新たな挑戦 (3ページ目)
【大谷が発した「引き出し」の意味とは】
それでも大谷は、故障を不振の言い訳にはしなかった。
「それが不運なケガだとしても、それも含めて実力なのかなと捉えたいと思っています」
故障を抱えながら、いかに自分の打撃を維持できるか。それも選手としての能力のひとつだと考えているのだ。そして、4連敗でシーズンが終わったあと、大谷はさらに厳しく自分を見つめた。
「まず投げられていない時点で、この時期にそういう状態になっていること自体がよくないです。そのなかでの解決策、引き出しみたいなものが、やはり少ないなっていうか」
投手として登板できず、打撃でも苦しんだ。大谷が口にした「引き出し」とは、故障や不調に直面した時の対応策を指していたのだろう。具体的に何を変えるべきだったのかは明らかにしていない。しかし、常識を覆し、成功を重ねてきた大谷が、自らの対応力に足りない部分があると認めたことは、今後の二刀流を考えるうえで重要な意味を持つ。
3 / 4

