【MLB】カブス指揮官が昨シーズン終了後に今永昇太に伝えたこと 「もっと、もっとと望んでしまうものだが...」 (3ページ目)
30歳で迎えたメジャー1年目はシーズン序盤からフル回転して29試合に登板、新人王投票で4位に入る活躍を見せた。そして迎える2年目、空前の盛り上がりを見せる東京シリーズで凱旋し、3月18日の開幕戦では1回表、まっさらなマウンドに上がる。開幕を迎える心境について、14日の会見では今永節で表現した。
「日本の盛り上がりはすごく感じますし、それと同時に責任感とプレッシャーもあるので、そのプレッシャーに押しつぶされないように......いい睡眠をとって、頑張りたい」
いよいよ迎えるドジャースとの開幕戦。大谷の今季初打席も楽しみだが、真っ向勝負を挑む今永の投球も同じくらい楽しみだ。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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