2018.11.15

MLBオールスターの名打撃コーチが語る
「イチロー、教え子、殿堂入り」

  • 永塚和志●文 text by Nagatsuka Kazushi
  • photo by Getty Images

 今回の日米野球で来日しているMLBオールスターチームは選手のみならず、ドン・マッティングリー監督や松井秀喜ベースコーチなど、首脳陣も豪華だ。そのなかには、打撃コーチとして帯同しているエドガー・マルティネスもいる。

 現役時代はシアトル・マリナーズ一筋。18年間プレーして、首位打者2回(1992年、1995年)、通算2247安打を放つなど、メジャー屈指の強打者として鳴らした。そのマルティネスに教え子であるミッチ・ハニガー、そしてかつてともにプレーしたこともあるイチローについても話を聞いた。

── これまで日本に来られたことはありましたか。

現役時代は首位打者を2回獲得するなど名打者として鳴らしたエドガー・マルティネス「まだ一度も来たことがなかった。初めてだよ。とても楽しんでいるよ」

── 日米野球は長いシーズンのあとに開催されるので、両軍の選手たちはとても疲れていると思います。日米野球というコンセプトについてはどう思っていますか。

「選手のためにはいいことだし、なにより野球というスポーツにおいても重要なことだと思っています。我々メジャーリーグの人間にとっては、日本に来て、こちらの熱心なファンの前でプレーすることはとても意義があることだと思っていますし、両軍とも楽しんでいるんじゃないかな」

── マリナーズにはイチロー選手というあなたと同じようなレジェンドがいます。現役時代にイチロー選手とは4年ほど一緒にプレーしていますが、バッティングにおいてイチロー選手と共通点みたいなものはありましたか。

「打撃フォームを見ても似ているところはあるし、足の使い方などもそうだね。それにフィールドの全方向を使えることや、インパクトへのアプローチの仕方も近いものがあると思っています。なにより、私もイチローも打つことが大好きなんです。だから、イチローとはいつもバッティングの話をしていましたね」