2018.10.02

大本命ドジャースに一抹の不安。
ブルワーズが補強成功で大注目

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by Getty Images

小島圭市が占うMLBポストシーズン~ナ・リーグ編

 いよいよメジャーリーグもワールドチャンピオンを賭けたポストシーズンが始まる。今シーズン、とくにナ・リーグは西地区と中地区で優勝をかけたワンデープレーオフが開催され、勝ったチームが地区優勝、敗れたチームがワイルドカードに進むという史上まれに見る大激戦となった。

 その結果、ナ・リーグのディビジョンシリーズは、西地区優勝のロサンゼルス・ドジャースと東地区優勝のアトランタ・ブレーブスが対戦し、中地区優勝のミルウォーキー・ブルワーズとワイルドカード(コロラド・ロッキーズ対シカゴ・カブス)の勝者が激突する。

 果たして、ナ・リーグを勝ち上がり、ワールドシリーズに進むチームはどこなのか。かつてドジャースのスカウトとして活躍し、現在はアリゾナ・ダイヤモンドバックスで顧問を務める小島圭市氏に、まずはナ・リーグのポストシーズンを占ってもらった。

移籍1年目の今シーズン、首位打者を獲得するなど大ブレイクを果たしたイエリッチ ナ・リーグは、昨年ワールドシリーズに出場し、世界一まであと一歩のところに迫ったドジャースが戦力的には頭ひとつ抜けていると思います。

 今シーズンはチームの大黒柱だったコリー・シーガーをはじめ、主力選手が相次いで離脱するなど苦しいシーズンを強いられました。そんななか、シーズン途中にマニー・マチャド、ブライアン・ドージャーを獲得。また、マット・ケンプやマックス・マンシーといった選手もブレイクを果たすなど、打線に関しては心配ないと思います。

 問題は投手陣。とくに終盤を任せられるリリーフ陣に不安があります。8月に守護神のケンリー・ジャンセンが不整脈により離脱。その後、復帰を果たしましたが、不安定なピッチングが続いています。前田健太やスコット・アレクサンダーといった投手が頑張っていますが、ポストシーズンはプレッシャーも大きいですし、打者の集中力もシーズン中とは比べものになりません。そうした状況でどれだけのピッチングができるのか注目ですね。