2014.01.14

2014年、日本人メジャーが歴史を塗り替えそうな大記録は?

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu photo by AFLO

 あけましておめでとうございます。今オフは楽天・田中将大投手がポスティングシステムでメジャー挑戦を表明するなど、2014年シーズンも大いに盛り上がることでしょう。昨年以上に、数多くの日本人選手がメジャーリーグという大舞台で主役となってくれるのではないでしょうか。そこで今回は、日本人メジャーリーガーが新しい歴史を作りそうな、「2014年シーズンの見どころ」を紹介したいと思います。

2014年、名実ともにエースとなったダルビッシュ有はどんな活躍を見せるのか? まず、一番に取り上げたい日本人メジャーリーガーは、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手でしょう。現在、歴代55位のメジャー通算2742安打を記録しており、2014年シーズンでの3000本安打達成は厳しくても、通算安打数で偉大なバッターの記録を追い抜いていく楽しみがあります。昨シーズンはテッド・ウィリアムズ(2654安打/歴代73位)の安打数を上回りましたが、今シーズンも夢の記録が目前に控えています。まずは、イチロー選手が憧れたメジャーリーガーとして有名なケン・グリフィー・ジュニアの2781安打(歴代49位)。そして、2004年にイチロー選手が塗り替えるまでシーズン最多安打(257安打)のメジャー記録を持っていたジョージ・シスラーの2812本(歴代48位)。続いて、「野球の神様」ことベーブ・ルースの2873安打(歴代42位)。さらに、1930年代から1940年代にかけて6度の本塁打王に輝いたメル・オットーの2876本(歴代41位)。いずれもメジャー史に名を刻む伝説の大打者ばかりです。

 また、イチロー選手の日米通算安打数にも注目です。現在の通算安打数は、オリックス時代の1278本と、メジャーでの2742本で、合計4020本。日米通算という参考記録とはいえ、メジャー歴代2位の「球聖」タイ・カッブの4191本にあと171本と迫っています。イチロー選手の技量なら今シーズン、十分な射程距離と言えるでしょう。