【MLB】二足のわらじ「プライムタイム」が学校から追い出される

  • 三尾圭●協力 text Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿126

 1990年代、MLBとNFLの両プロリーグで活躍し、「プライムタイム」のニックネームで人気を博したディオン・サンダース(46歳)。1991年と1992年にはアトランタ・ブレーブスでワールドシリーズ、そして1995年と1996年にはダラス・カウボーイズでスーパーボウルに出場し、MLBとNFLの両シリーズでプレイした初めての選手となった。MLBは2001年、そしてNFLは2004年に現役を引退。2011年にはプロフットボール殿堂入りを果たしている。

 引退後、サンダースはスポーツコメンテーターを務めるかたわら、テキサス州ダラスに「プライム・プレップ・アカデミー」という私立学校を創設し、若手の育成に熱意を燃やしていたという。しかし、学校の教育方針を巡って共同創設者と口論となり、思わず手を挙げてしまったとのこと。

 共同創設者はサンダースに首を絞められたと主張。そのことを理由にサンダースは学校を追い出されることになった。しかしサンダースは、「口論は認めるけど、首は絞めていない」と暴力行為を否定している。

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