【MLB】野茂やイチローの元同僚、13もの罪に問われる

  • 三尾 圭●協力 text by Mio Kiyoshi

アメスポ事件簿37

 メジャーリーグで12年間プレイし、2008年のオールスターに選ばれたこともあるスイッチヒッターのミルトン・ブラッドリー(34歳)。ロサンゼルス・ドジャース時代の2004年には野茂英雄(44歳)や石井一久(39歳)と一緒にプレイし、2010年~2011年にはシアトル・マリナーズでイチロー(39歳)とも同僚だったブラッドリーが、暴行や器物損壊、そして脅迫罪など13もの罪に問われている。

 被害に遭ったのは、ブラッドリーの妻。離婚を前提に別居していたものの、ブラッドリーと再会した際に口論となり、ナイフで脅されたとのこと。ブラッドリーはメジャー有数の問題児として知られ、2011年の夏には妻をバットで襲って逮捕され、その後、マリナーズを解雇されている。

 現在はフリーエージェントの身ながら、過去に何度も監督や審判に暴言を吐くなど、トラブルメーカーのイメージがつきまとっており、ブラッドリーを獲得しようと動いている球団は皆無。今回の事件で有罪が確定すれば、最大で禁固13年の刑が言い渡されるという。

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