2012.11.28

【MLB】わずか3カ月でファンを虜に。
「イチロー残留」支持率100%

  • 笹田幸嗣●文 text by Sasada Koji
  • photo by Getty Images

ヤンキース移籍後は打率.322をマークするなど存在感を示したイチロー"HARD TO SAY NO"(ノーということは難しい)

"Yankees are Ichiro's first choice"(イチローの第1希望はヤンキース)

 現地時間11月24日、ニューヨーク・ポスト紙はこのような見出しを付け、イチローがヤンキース残留を希望していることを伝えた。イチローの代理人であるトニー・アタナシオ氏が同紙の取材に応じ、以下のように語った。

「多くのチームがイチローに興味を示しているが、ヤンキースでのプレイを楽しんだイチローが、ヤンキースに『ノー』ということはとても難しい。他のどの球団に行くより、イチローの最優先事項はヤンキース残留だ。我々は状況を見守りたい」

 ここで言っている「状況を見守りたい」の真意は、ヤンキースが投手陣の契約を最優先したいと考えているからだ。黒田博樹の再契約に成功したヤンキースは今、通算608セーブのマリアーノ・リベラと、通算245勝のアンディ・ぺティットの再契約に力を注いでいる。

 すでにリベラは現役続行を伝えているが、ぺティットは続行かそれとも引退か、まだ正式に表明していない。ちなみに今季のふたりの年俸は、リベラが1500万ドル(約12億円)、ぺティットはシーズン途中に復帰したこともあり250万ドル(約2億円)と格安だったが、1年を通した契約となればこの金額では済まされない。