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【ドラフト2026】「超大穴」はこの5人! 11球団注目の157キロ剛腕から独立リーグの隠れた逸材まで (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Takahiro Kikuchi

川満真(かわみつ・しん/青森大/外野手/176センチ・76キロ/右投右打)

派手さはなくとも、実を伴った「勝たせる外野手」。パンチ力のある打撃と俊足、好守を併せ持つだけでなく、状況に応じて自己犠牲を厭わない献身性が光る。今春は北東北大学リーグで打率.486、9打点、9盗塁を記録。いずれもリーグトップだった。青森大の三浦忠吉監督は「資質の高さと野球への取り組みは、OBの蝦名達夫(DeNA)や名原典彦(広島)に匹敵する」と賛辞を惜しまない。高校まで過ごした沖縄から青森へと渡り、雪深い地で研鑽を積んだ忍耐力も財産だ。

清水智裕(しみず・ともひろ/ヤマハ/捕手/181センチ・95キロ/右投右打)

遅れてきた強打の捕手。中部大時代はリーグ通算14本塁打を放ち、脚光を浴びた。しかし、ヤマハでは熾烈な正捕手争いの末に、今年の都市対抗予選は控えに回った。それでも、強烈な打球スピードは強打者揃いのヤマハ打線にあっても群を抜く。打撃練習で見せる圧巻の打球は、プロスカウトからも高く評価される。今秋の日本選手権東海予選では、6試合で4番を務めた。打率.478、2本塁打、8打点と本来の打棒を発揮した。ドラフトでは捕手需要が高いだけに、サプライズ指名の可能性は十分にある。

車谷仁(くるまたに・じん/茨城アストロプラネッツ/遊撃手/177センチ・76キロ/右投右打)

独立リーグに潜んでいた二遊間の好素材。プレー姿に華があり、遊撃守備は独立リーグでも異彩を放つ。フットワークを生かしたゴロさばきに、遠投115メートルの強肩も備える。福井工大福井を卒業後は、福井工業大に進むも中退。その後、独立リーグの堺シュライクスでプレーし、23歳となった今季、茨城に新天地を求めた。今季はBCリーグ52試合に出場し、打率.306、6本塁打、33打点、14盗塁を記録。今年のドラフト戦線は二遊間を守れる有力候補が限られるだけに、希少価値は十分にある。すでに2球団から調査書が届いている。

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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