【高校野球】山本昌が徹底分析 横浜・織田翔希ら夏の甲子園の好投手...「ぜひ紹介したい!」と惚れ込んだ逸材は? (9ページ目)
昨年夏の甲子園優勝投手、沖縄尚学の末吉良丞 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る末吉良丞(沖縄尚学/176センチ・94キロ/左投左打)
今夏の甲子園では、万全な体調ではなかったことがすぐに伝わってきました。昨夏の甲子園での投球は、2年生にして「大会ナンバーワン」と評するにふさわしい内容でした。その後も注目されるなか、慌ただしい日々を過ごしてきたはずです。今春に左ヒジを痛めて、ようやく投げられるようになったと聞きました。甲子園での投球を見る限り、腕の振りやボールのキレ、コントロールは昨年のほうがよく感じました。ただし、今春の選抜大会では軸足のヒザが早めに折れていたのが、今夏は自然な形で軸足を使えていた印象があります。投手としてのポテンシャルは折り紙つきですし、体も順調に大きくなっています。体調さえ戻ってくれば、また安定感が出てくるはずです。まずは体を万全にして、プロに挑戦してもらいたいです。
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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