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司法試験合格の東大野球部・スタンリー翔唯「文武両道は褒め言葉ではない」日本のトップを目指す男の野望とは? (2ページ目)

  • 門脇 正法●取材・文 text by Masanori Kadowaki

【早大から東大へ仮面浪人を決めた理由とは】

ーー早大では、どんな大学生活を?

 入学してからスカッシュサークルやスポーツ新聞会に入ったりしました。でも、それも大学1年の夏休みまでで、そのあとは司法試験の予備試験の勉強だけをしていたんですが、大学2年の秋に素振りをしていたら、僕のなかで「東大で野球をやりたい」って気持ちがふつふつと盛り上がってきたんです。

ーーどうしてですか?

 本当に急で、何がそのファクターになったのかはわからないですけど、あるとしたら高校の同期が、大学で野球を頑張っていたというのが大きかったと思います。それこそ高校で一緒にベンチ外で頑張っていた同期の選手が、その年の早慶戦で先発したり。そこは刺激になりました。

ーーなるほど。

 大学2年で予備試験に合格したので、そこで東大を受ける選択肢もあったのですが、この時はもう一度受験勉強をする覚悟がなかったんです。その後、3年の時、司法試験の本番では体調不良で落ちてしまって、そこでようやく東大を受験する覚悟ができました。

ーーそうして大学3年の8月から東大の受験勉強をスタート。どんな感じで勉強をしていましたか?

 文系のなかで一番点数が必要にならない文科三類を目指そうと考えました。毎朝5時に起きてから、食事やお風呂以外は夜9時までずっと勉強していました。一日12時間くらいだったと思います。しっかり寝たいタイプなので、睡眠は毎日8時間取りました。

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