【ドラフト2024】慶應高で甲子園→アメリカの大学へ進学 「異色キャリア」の根岸辰昇はNPB入りを果たせるか (4ページ目)
彼らと大きく異なるのは、系列の慶應大学に進まずアメリカに渡り、入団テストを経てNPB入りを目指していることだ。
「プロのような施設で練習できれば自分自身も成長できるので、それがやっぱり目指す場所だなと思いました」
はたして、西武の指名はあるのか。あるいは他球団も興味を持っていると報じられており、先に名前が呼ばれるかもしれない。
10月24日、「運命の日」。独自の道を歩む根岸辰昇の挑戦が報われるか、その行方を見届けたい。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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