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山本昌が解説するセンバツで光った10人の好投手 「早い段階にプロで活躍できる」「こんなサウスポーがいたのか」と絶賛したのは? (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

長身から投げ下ろすストレートが魅力の報徳学園・盛田智矢長身から投げ下ろすストレートが魅力の報徳学園・盛田智矢この記事に関連する写真を見る

盛田智矢(報徳学園/187センチ・85キロ/右投右打)

センバツで準優勝した報徳学園は盛田くんだけでなく、間木歩くん、今朝丸裕喜くんと好投手ぞろいで印象に残りました。高身長で投げ下ろすタイプの投手は個人的に好みなので、盛田くんの真上から投げられるフォームは興味を引かれます。まだ体ができていないので球速はこれから上がるでしょうし、タテの変化球が鋭く落ちる投げ方ができています。体重移動で体が真っすぐにストライクゾーンへと入っていくので、コントロールも悪くありません。これから本格開花していきそうな素材型ですね。今後さらにレベルアップしていくには、体重移動の距離がポイントになりそうです。もう少し移動距離が長くなると、重心が安定してくるはず。抜け球や引っかかる球が減り、ボールの走りもさらによくなるでしょう。

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